あとがき

 羨ましい…。

 ぁ、お久しぶりです。Fukaponです。
 かれこれ二年四ヶ月ぶりになるんですねぇ、前作から。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

 この二年以上で私は、あまり変わっていません(笑)。変わったようで変わっていないとはこのことだなぁ、と思っています。目に見えるもの、見えないもの、いろいろと変わってはいるんですけどね。本当に大切なものは、あのときのままです。

 なんてお話から抜けきっていない近況報告はこの辺にいたしまして、いかがでしたか、今回のお話は。

 変わっていないとは言え年齢を重ねた作者さんは妙なプレッシャーを感じていて「あり得ないことが書けなくなっているんじゃないか」とびくびくしています。そこでふと思いついた、あり得ない(と信じたい)エンディングのためにお話を書いてみよう。というのが今回のお話です。

 男の子が女の子の服を着て、可愛くて、そんなシチュエーションが大好きなんです。今にして思えば数年前からこの傾向はあったのですが、ここ最近それが顕著。女の子のお洋服を着ちゃったのが原因かも知れません(笑)。ふと「女の子に女の子の服着せられちゃって、でもそれは女の子同士で男の子といたくて」なんてわけわからん思いつき。よし、これ書いてみよ、と。
 …こんなことが現実にあったら羨ましすぎですよ(笑)。確かにあたしじゃ、ゆーくんほど似合いませんけど。

 展開は無理矢理で、突然で、ガタガタだと思います。前作よりひどいという話も…。私は感心している場合じゃありませんけど、これが二年間なんだなと笑って許してくれ、ませんよね。次はがんばります。

 最後の科白のあと、二人はどうなるのでしょう。
 私が書いたお話にしては珍しく、ちょっとエッチに仕上がっているのですが…。それはあくまでも可愛いお洋服。本当に魅せたいものは他にある、んですか?(笑)

 ご意見ご感想、ラストシーンの続き、何でもお寄せいただけるとうれしいです。

 最後に、毎度おなじみとっても当てにならない(イヤ、今回は当てになります)次回作情報。
 沈黙の二年以上の間に、途中まで書いたお話があるので、それを仕上げようかと思っています。早ければ梅雨の明ける頃に。もしかしたらそれは捨てちゃって、ファンタジーっぽいのを新たに書きたいなぁとも思っているんですが。この場合も、早ければ梅雨明けだと思います。そこを逃すと衣装制作とぶつかるので、秋になっちゃうのかな。

 今年の目標は、たくさん書くこと、描くこと。必ず今年中には再会しましょう。では。


 二〇〇五年四月、あたたかすぎる作業場にて。

この作品に登場した人名、団体名等はすべて架空のものです。
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必ず原作の著作権者が私、Fukapon(深澤 亮)であることは明記してください。